2022年01月05日

35年思いを馳せる

お昼ごろに、とあるおばあ様が来園されました。

副園長先生を訪ねて来られましたが、あいにく不在…。

では、と、紙袋をくださいました。中身を見ると、十二体の人形が入っていました。

ペーパークラフトで作った手作りのかわいらしいお人形。

十二体の人形と聞いて、ピン!と来た方もいらっしゃるのでは?

そう、十二支のお人形です。

おばあ様から話を聞いてみると5人のお子さんを東幼稚園に通わせてくださったとのこと。

お子さんたちは40代になっているそうです。

お人形を作るきっかけを、聞くことはできませんでしたが、

「出来上がった人形を東幼稚園にあげよう。」

と思って下さったこと嬉しく思います。

私たち保育者は、子ども達へ目線を送りがちですが、その後ろには、懸命に子育てをしている保護者の皆さんがいることにも気づかないといけません。

「大きくなっても東幼稚園のことを忘れないでね。」と、子ども達に伝えることも大切。

「何かありましたら、いや、何もなくても東幼稚園へいらしてください。昔話に花を咲かせましょう。」と、伝えることも大切なのかもしれません。

卒園してから5人目のお子さんが卒園して、35年ほど経つのではないでしょうか。

ふと、「東幼稚園の頃」を思い出してくださったおばあさま、心より感謝申し上げます。

今後も、東幼稚園の存在を高め、より深めていかくては!

と、強い想いを持った本日でした~。


十二体のお人形は、北側園舎の階段の踊り場に飾ってありますので、ぜひ~。


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Posted by sun at 16:44